断酒15日目です。最近は飲酒欲求もそこまでなくて、体調も良く、酒やめてよかったなぁと実感しております。それもそのはず、断酒1年目の第2段階ハネムーン期に入ったのです。
ハネムーン期って
ハネムーン期とは、およそ断酒15日目~90日目にあたる時期です。このころは離脱症状も収まって、心身ともに落ち着いた状態になってくるようです。
・心も軽やか良い気分
・体も軽やか体調万全
・酒(アルコール)への執着も薄れてきて、自信もついてくる
要は「酒やめて良かったー!!!!!サイコー!!」って実感できる。そういう時期です。
こう見ると良い事だらけのようですが、これが要注意!!
この後には地獄の「壁期」が待っています。ちなみに筆者のシンはいつもこの「壁期」でスリップ(再飲酒)してしまう事が多いです。
「もう酒なくてもやっていける」っていう感覚は、慢心にもつながります。
この時期は、あまり過信せず、酒のない生活が当たり前になるように新たな習慣を身につけたり、AAや断酒会などの自助グループへの出席や、もしくはSNSやコミュニティサイトや断酒ブログなどでのオンラインでの交流を絶やすことなく、油断からくる再飲酒に警戒しつつ、次なる「壁期」への備えをするのが良いと思います。(今までの体験も踏まえて・・・)
断酒1年目の5段階って
いきなりハネムーン期の説明になってしまいましたが、参考までに5段階とその特徴をサクっと紹介しておきます。詳しい事はググってください!(おいっ)
1.緊張期(0日~14日:最初半月くらい)
・離脱症状とか、とにかく辛い
・精神的にも不安定になる
・イライラ、ストレスなどを強く感じる
・酒への強い欲求がある
・大事なのは「無理をしない」こと
2.ハネムーン期(15日~90日:半月~3ヶ月目くらい)
・体が楽になる
・心(精神)も楽になる
・酒への執着が薄れて、自信がついてくる
・酒をやめて良かったと実感できる
3.壁期(91日~180日:3ヶ月~6ヶ月目くらい)
・酒のない生活に退屈さを感じてくる
・うつっぽくなったりすることも
・寂しさから賑やかな(居酒屋)などへの憧れが募ることも
・酒の良い面(楽しかった等)を思い出す事がある
・上記理由からスリップ(再飲酒)してしまう事が多い
※筆者の私もここでいつも失敗してしまいます。。。
4.適応期(181日~270日:6ヶ月~9ヶ月目くらい)
・壁期に現れた退屈さが薄らいでくる
・飲まない生活が当たり前になってくる
・飲酒欲求もおさまってくる
5.解決期(271日~365日:9ヶ月~12ヶ月目くらい)
・酒を飲んでいたことが過去に変わる
それからも断酒生活は続く
断酒は最初の1年がスリップの危機も数多く、結構重要なようです。
とはいうものの、アルコール依存症患者にとっての断酒は一生の問題です。
一日一生といいますが、一日断酒もつまるところ、一生断酒なんですよね。