断酒中は、1日が長い
ゴールデンウイークはカレンダー通りの仕事だったのですが、もう終わってしまいます。
断酒中は、とにかく1日が長い!!いい意味でなんですけどね。
酒を飲んでる時だと、休日なんかは夕方の16時くらいには飲んでおりました。
しかも、ストロング系の9%くらいのを2時間くらいで1.5リットルくらい飲んでいたので、あっという間に意識飛んで、目が覚めると夜中の0時。そこからさらに飲んだりはしていませんでしたが、酒飲んで、ある程度酒がぬけて目が覚めると、寝つきが最悪なんですよね。
アルコールが分解される過程で生じるアセトアルデヒドが交感神経を刺激して、目が覚めてしまうようです。
活動時には交感神経、休息時には副交感神経が活発になります
交感神経と副交感神経のうち、どんなときにどちらが活発になるかは、大昔の人間の生活を思い浮かべてみると理解しやすいかもしれません。
獲物を追いかける、外敵と戦うといった戦闘態勢にあるときは、交感神経が活発になります。遠くの獲物や敵を判別するために瞳がカッと開き、脳は興奮し、心拍数も増加。走って追いかけたり逃げたりするときに、ゆっくり呼吸をしたり食事や排泄をしたりする余裕はないので、呼吸が速くなり、胃腸の動きは抑制され、膀胱も弛緩し蓄尿することになります。
しかし、外での活動を終えて家に戻ったら、副交感神経が活発に働きます。安心しているので脳が落ち着き、食事をするので唾液の分泌量が増え、胃腸は活発に動き、膀胱も収縮し排尿することになります。
これらの状況を現代人に置き換えると、仕事をしたり緊張したりするときは交感神経が、休んだりリラックスしたりするときは副交感神経が活発になっていると理解できます。
出典:花王ヘルスケアナビ
酒におぼれてると、一瞬で時間が過ぎて、さらに寝不足になって、1日8時間くらい損していたような気がします。そりゃ、酒やめたら1日が長く感じるのも頷けます。
浮いた時間をどう使うか
私にとって、これからの課題は浮いた時間をどう使うかです。
仕事してもいいんですけど、あまり無理するとストレスがたまって、スリップにもつながりかねないので、負担の少ない過ごし方をしたいと思っています。
もともと酒飲んでた時間ですから、何もせずにボーっと過ごすだけでも、全然プラスなんですよね。
酒は時間も奪って、健康も奪って、良好な人間関係も奪う、とんでもない悪魔です。
その代償として、刹那の快楽が与えられるのでしょうが、あまりにコストがかかりすぎです。
もちろん、上手に酒を飲めている方はこの限りではなく、人生が豊になっている事は認めます。でも私のようなアルコール依存症患者は、二度とそのような飲み方はできないので、やめる他に道はないのですよね。死ぬか生きるか。そういう問題です。