アルコール依存症の遷延性離脱症候群がしんどさの原因か 断酒49日目

最近、身体がしんどいのと、飲酒欲求が酷いです。

仕事による肉体的な疲労のせいかぁと思っていたのですが、

Twitterでお世話になっている方からコメントをいただきまして、

非常に大きな気付きがありました。

どうやら私を今悩ませているのは

遷延性離脱症候群(せんえんせいりだつしょうこうぐん)

ではないのかなと思うのです。

アルコール依存症の離脱症状

酒(アルコール)はエタノールであり、これは依存性のある薬物です。

「離脱(症状)」とは、依存性のある薬物を減薬あるいは、断薬する事によっておこる一連の症状を意味します。

酒の離脱症状には段階があって、

1.早期離脱症状(飲酒をやめて数時間~数日で発生)

・手や全身の震え
・発汗(寝汗)
・不眠
・吐き気
・イライラ
・集中力の低下

2.後期離脱症状(飲酒をやめて数日目でなり、1~3週間ほど続く)

・発汗、発熱
・幻覚(見えないものが見える)、妄想
・恐怖感、不安、うつ
・見当識障害(場所や時間が分からなくなる)

3.遷延性離脱症候群(飲酒をやめて3ヶ月~6ヶ月でなり、6ヶ月程度で改善するが、1年以上持続することも)

※重要:症状は、たまに起きては去っていく波のように、再発あるいは症状の強さが変動する。一般的な症状は、障害された認知、易刺激性、気分の落ち込み、不安などで、そのすべてが再発し重篤な水準に達する可能性がある。

・心理社会的な機能不全
・快感の消失
・抑うつ
・対人能力の低下
・強迫行為
・罪悪感
・自律神経失調
・悲観的な考え
・集中力の低下
・自発性の欠如
・渇望
・はっきりと考えることが出来ない
・記憶の問題
・感情的な過剰反応、無感覚
・睡眠障害
・身体の協調の問題
・ストレスに対する敏感さ
・痛みに対する敏感さの増加
・パニック障害
・全般性不安障害

※出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

遷延性離脱症候群 – Wikipedia

と、離脱症状にも移り変わりがあるようです。

私、最初の離脱症状については知っていたのですが、

断酒後数ヶ月でなる「遷延性離脱症候群」は知りませんでした

これらの症状を見ると、少し思い当たるところがあります。

断酒して気持ちは楽なハズなのですが、最近、精神的に疲れているなと感じたのは、これなのかもしれません。

この時期はいわゆる「壁期(91日~180日)※詳細はこちらの記事から」とも合致しまして、今まで私が断酒に失敗していた時期です。

なるほど!!って思いました。

どうやら私は、この壁期にあたる時期に「遷延性離脱症候群」で精神が参ってしまい、スリップしていたようです。

症状のところでも書いてますが、

「遷延性離脱症候群」は

ずーっと辛い症状が続くというわけではなく、

症状に波があるようです

ゆえに、本人でもなかなか自覚が出来ないらしいです。

自覚はできていなくても、

これによって感情が不安定になり、

ストレスにとても弱くなってしまうので、

思ってもいないような事でスリップして再飲酒となる事が多いようです。

ほんと、まさに、コレですよ!!私を悩ませていたのは!

すごく、すっきりしました。(*^▽^*)

6ヶ月から1年これが継続すると考えると辛いものがありますが、

それも断酒のプロセスとして受け入れていくしかないですね。

でも、原因がはっきりした分、気持ちがとても楽になりました。

余談ですが、飲酒欲求を抑える「アカンプロセート(商品名:レグテクト)」は、遷延性離脱症候群の一部を軽減するのに有効だと判明しているようです。

ホントは通院して、服薬するのがベストっぽいですね。

今回の断酒に失敗したら、次は通院を再開しようと思っています。

最後の断酒と決めているので(キモチは)失敗はしたくないですけどね!

ホント、人とのつながりって大切ですね。

指摘されなければ気が付かない事でした。

感謝です(∩´∀`)∩

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