今回の断酒では、私は通院もしておらず、薬も飲んでおりません。
本当は通院して、服薬しながら断酒するのが基本中の基本ですが、諸事情あって通院なしでチャレンジしております。
アルコール依存症のお薬
アルコール依存症で通院すると、抗酒薬や断酒補助剤を処方される事がほとんどだと思います。
私は4、5年ほど前にはじめてアルコール依存症の専門の病院を受診したのですが、その時はノックビン(ジスルフィラム)を出してもらって飲んでいました。
このお薬はアセトアルデヒドの分解を邪魔するので、飲酒後、アセトアルデヒドが体内に残って悪酔い状態になってしまいます。要は下戸になる薬で、酒を飲むとひどい目にあいます。
ビール1缶飲んだだけで、顔や全身が真っ赤になって、激しい頭痛がして、心臓が飛び出るくらいの動悸で、虫の息になります。
死ぬかと思うくらいひどい目にあいます。あんな目はもうこりごりです。
そうです。。。
私は、ノックビンを飲んだ上でも、我慢できず飲酒をしておりました。ホント、どうしようもないですよね。。。
ただ、大量飲酒は避ける事ができましたので、そういう意味では意味のあるお薬だと思います。
あと最近だと、2013年に日本で承認されたレグテクト(アカンプロサート)も飲んでおりました。
これは断酒補助剤で要は飲酒欲求を抑える事ができます。
こちらの薬は私の体質にとても合っているようで、夕方以降に襲ってくる強い飲酒欲求がウソのように無くなり、楽に断酒できておりました。※個人差はあると思います。
他にもイライラを抑えたり、不安を抑えたり、睡眠を補助したり、世の中には色々なお薬があります。
通院して断酒すれば、医師がそのような薬を処方してくれるので、断酒成功率は上がるのではないかと思います。
断酒されてる方のブログやTwitterなどを拝見しても、抗酒薬飲まれていたりする方が多く、やはりそれが王道なのでしょう。
私は今まで通院を再開しては、再飲酒(スリップ)して、行かなくなりという事を何度も繰り返してきました。
お医者さんからも「そういう事をしてるとどんどん悪くなるよ」と釘を刺されております。
今回は通院なし(服薬なし)での断酒をしておりますが、今度失敗したら、次は通院を再開しようと思っています。
アルコール依存症専門の病院からAAや断酒会などの自助グループに繋がる事も多いようなので、まだ一度も通院された事がなく、アルコールで悩んでいる方には通院を強くおすすめしたいです。