断酒50日目になりました(>_<)
このあいだからひどくなってた飲酒欲求も、昨日あたりから急にマシになってきました。
症状に揺らぎがあるのか、原因と思われる事がハッキリして気が楽になったのか、不明ですが嬉しいです。
※原因と思われる事:「アルコール依存症の遷延性離脱症候群がしんどさの原因か 断酒49日目」
やはり我慢の断酒が大切なのか
私はまだ長い間、断酒に成功出来たことがないのですが、
今までの断酒を振り返ると、やはり「我慢の断酒」が大切ではないかと思います。
断酒したり、時に禁酒したりする時、酒をやめる理由ってはっきりしてるんですよね。
問題意識をもってやめているわけです。
だったらなぜまた飲むのか?
飲んでいいハズはないです。
でも飲んでしまう。
なぜか?
それは酒が薬物であり、依存が形成されているからです。
断酒をしていても、酒は手を変え品を変え、復縁を迫ってきます。
それは精神的なストレスであったり、突発的な飲酒欲求であったり、とにかく、負担がハンパじゃないんですよね。
そうした事が起こる理由をしっかりと理解して、冷静に自身の状況を俯瞰できるよう理解する事が大切です。
「知識の断酒」とでもいいましょうか。
でも、やはりなぜそうなるか分かっていても、
そうなってしまうものは
そうなってしまうのであって、
酒を求めてしまう辛さは知識では乗り越えられないんですよね。
ではどうやってこれを乗り越えていくのか。
それが「我慢の断酒」であるのではないかと思います。
昭和天皇による終戦の詔勅(いわゆる玉音放送)の中に
「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」という一節がありますが、
それくらいの気持ちが大切ではないかと思うのです。(※戦争を引き合いに出すのは不適切ですが、この言葉がしっくり来たので引用しております。お許しください。)
以前にも書きました(断酒は鬼ごっこだと思う 断酒24日目)が、
飲酒欲求と面と向かって戦っても負けます。
戦うのではなく、逃げる事が大切だと思います。
襲ってくる飲酒欲求から逃げて、見つからないところに隠れて耐え忍ぶ。
やがて飲酒欲求はあきらめて、その場を去っていきます。
(※またいきなりやってきますが…)
そのように「我慢」によりやり過ごす。
これは、時間が解決してくれるということです。
月並みですが、断酒においても
「止まない雨は無い」
「明けない夜はない」
という事だと思います。
ただ実際のところは、我慢するにしても、
それが出来ないほど周囲の環境が悪かったり、ストレスで押しつぶされそうになったり、飲まずにはいられないという状況もあると思います。
でも間違いなく言えるのは「飲酒によって事態はさらに悪化する」という事です。
だから飲んではいけないのです。
困難な状況であろうとも「我慢の断酒」をしなければならないのです。
それが苦悩から逃れる最短コースだからです。
今回のつらい飲酒欲求の波をひとまず乗り越えて、そんな事を思いました。
幸いにも現代社会には、
通院、服薬、自助会など、「我慢の断酒」を支援するツールは整っております。
私の場合はインターネットを使ったブログやSNSでの交流を支えに励んでおりますが、そこは人それぞれで良いと思います。
大切なのは、
・少しでも長く断酒を継続できるか
・スリップしてもまた立ち直って断酒に再挑戦できるか
です。
そうして何度も挑戦していれば、必ず「我慢の断酒」を超える事ができると信じています。
次は、2ヶ月(60日目)をめざして頑張ります(*^▽^*)