酒はドラッグ 理性がなくなる仕組みがヤバイ 断酒42日目

酒は薬物です。酒はドラッグです。

酒乱になる人、ならない人 (新潮新書)」という本があります。

以前これを読んで分かったのですが、

理性がなくなる仕組みがヤバイです。

なんか、ぞっとします

理性がなくなるのは、退化するから

酒を飲みすぎると、理性がなくなって、とんだ失態を犯すことは、アルコール依存症ではない人でも経験がある方が少なくないと思います。

これは酒、つまり、

アルコール(エタノール)が

薬物として、脳に作用するからです。

人間の脳において特に発達している」ところに

大脳新皮質」という部分があります。

ここは合理的な思考や、言語機能、理性を司ります。

酒を飲むと、

この「大脳新皮質」の機能が抑え込まれ(抑制)

それによって、相対的

大脳辺縁系の古皮質や旧皮質」という部分の機能が高まるようです。

ここは感情、食欲、睡眠欲などの本能を司っております。

「大脳辺縁系」は昆虫や魚類、鳥類にもある部分です。

かたや、「大脳新皮質」は、人間を含む哺乳類にしかなく、

進化の過程で、人間は「大脳新皮質」を獲得したと考えられております。

普段私たちが素面(しらふ)の時は、

「大脳新皮質」が本能的な「大脳辺縁系」の振る舞いを、

コントロールしているのです。

理性がある」という状態です。

ところが、酒を飲んで「大脳新皮質」の機能が抑制されると、

「大脳辺縁系」が野放しになってしまい、

本能的で、理性を欠いた行動が出てしまいます。

本能(大脳辺縁系)が「野獣」で

理性(大脳新皮質)を「檻」とするならば、

「酒が檻を壊してしまって、野獣が野に放たれる…」ということです。

本当に恐ろしいことです。

つまり、酒を飲むと、せっかく進化の過程で身に着けた

「本能をコントロールする」という機能を捨ててしまうことになります。

これは、一時的とはいえ「退化する」と言っても過言ではないと思います。

ヤバイです。

万人がそうではないでしょうけど、

私のような酒乱は、そういう仕組みによって、酒乱なのです。

断酒で太って、最近「獣(ブタさん)」体型になってますけど、

中身は人間でいたいので、やっぱり酒は飲んじゃダメですね(>_<)

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