断酒してから、朝までぐっすり眠る事ができるようになりました。
寝酒ってあるじゃないですか。飲まないと寝られないってやつ。私もアルコール依存症に陥る前は、酒を飲む理由の一つが「寝つきを良くする為」でした。
でも、実際のところ、寝酒って睡眠の質を下げているんですよね。
寝付く為に酒を飲むと快眠からは遠ざかる
普段の生活の中で、ちょっと夜に酒を嗜むくらいであれば良いと思うんですよ。酒には催眠作用がありますし、確かに眠くなるのは体感してわかっていることです。
でも、寝るために酒を飲んでいると、はじめは少量で良かったものも、耐性がついて、酒の量が増えていく。そして、そのうち酒を飲まないと眠れなくなってくるんですよね。こうなるともう完全に酒という悪魔の虜です。
寝酒が悪いと感じる理由に「中途覚醒」や「早朝覚醒」があります。寝付いたはずが、数時間後の真夜中にハッと目が覚めるやつですね。で、その頃にはある程度酒が抜けているので、再入眠できなくなる。
また、酒には利尿作用もあるので、尿意をもよおして目が覚めることもあります。私の場合なんかは、酒を飲むと無性に喉が渇くので、夜中に水を500ccくらいガブ飲みして、そしてまた布団に入っていました。そうすると、また数時間後にトイレに行きたくなって目が覚めるんですよね。そうこうしているうちに、朝が来ておりました。
眠れない時、どうするのがベストか
睡眠に問題を感じた時に取る手段としては
1.病院に行き睡眠薬等を処方してもらう(心療内科や精神科)
2.カフェインを控える
3.酒を飲む
などの方法がありますが、諸外国では1と2が圧倒的多数なのに対して、日本では3の寝酒を選ぶ方が多いそうです。それはなぜか?私が思うに「不眠ごときで医者にかかりたくない、精神が弱い事、それは恥である」っていう精神論と「酒への認識の甘さ、酒は薬物(ドラッグ)である」という事の認識のなさが根底にあるような気がします。
睡眠導入剤は体に良くなさそうだから。。。ちょっと。。。っていう方も多いんじゃないでしょうか。いやいや、酒の方がよっぽど悪いと思いますよ。
以前通院してた、アルコール専門の精神科の医師もそれは断言しておりました。
なので、不眠の時は、カフェインなどを控えてみて、それでも眠れないなら、さっさと病院に行くのが良いって事ですね。
酒をやめたら快眠になった
冒頭にも書きましたが、私の場合断酒すると、睡眠の質が改善しました。
途中で目覚めることもなく、朝までぐっすり眠る事ができて、疲れもしっかり取れている感じがします。
酒飲んで寝ると、8時間寝てもスッキリしなかったのが、酒無しの睡眠だと5時間でも、十分疲労回復出来ているっていうのが体感です。
子どもの頃って、酒なくても、ぐっすり眠れたじゃないですか。あの感じです。
やっぱり、毎回同じ結論ですけど、ホント酒はろくなもんじゃないです。
人生の3分の1相当を費やすほど大切な「睡眠」
もっと大事にしないとですね。