断酒もやっと1ヶ月目に入ってきました。
以前も「断酒と悪夢 私は夢を見なくなった 断酒23日目」にて書きましたが、断酒してから全く夢を見なく(覚えてないも含め)なっていたんですよね。
でも、昨日久しぶりに夢を見ました。なかなかの悪夢でした。
酒を飲む夢。夢の中でも後悔。
(以下、夢の話)
夕方くらいに急に酒が飲みたくなってしまい、ストロング系のチューハイを2,3口飲んだ夢でした。
飲んだ直後に感じたのは、また断酒のカウントが0日からになるのか…っていう脱力感と、やっぱり断酒できなかったという無力感でした。
あと、夢の中で、鮮明に覚えているのが、この断酒ブログにスリップ(再飲酒)した事を書くかどうか、という事でした。
長い目でみると、スリップも断酒のプロセスの一つであり、そういう失敗をしながら長期の断酒につながる事が多いのです。
なので、万が一(百に一くらいか…)スリップしてしまった場合も、包み隠す事無くこのブログにに正直に書こうと思っています。
しかし、どこかで「スリップは恥ずかしい行為」という気持ちがあるのでしょうか、夢の中では「ちょっと口をつけただけだし、今回のは、ノーカウントにしよう…ブログには書かないでおこう…」と思ってしまいました。
それと、数口飲んだだけなのに、なぜかブラックアウトしており、激しい自己嫌悪と罪悪感に襲われ、やっぱ酒ってダメだなぁーって思いつつ、それでもやっぱり、飲んでしまった自分の弱さにうなだれてしまいました。
もちろん、これ、全部夢の話ですよ!
でも、例えば明日再飲酒してしまったら、このパターンあり得るなぁって思って、すごくリアルな実感として、「ホント自分が卑怯で情けない奴だな…」って思ってしまいました。
断酒は毎日がスタート地点なのかもしれない
一日断酒って言葉があるように、今日一日は断酒しようと思って、その日を振り返って断酒が出来ていても、明日はどうなるか、それはまったくわからないです。
今日の実績が明日の足場になって、明日の実績が明後日の足場になる、そうして、断酒というものがどんどん強固なものになっていけば良いのですが、どんなに長く断酒していてもスリップしてしまう事もあるそうですし、断酒に関して言えば、毎日がスタートなんだと思います。
断酒が無理なく継続出来ていると緊張感が無くなってきて、気の緩みが生じてしまいます。それは酒という悪魔にとって絶好の攻撃のチャンスであり、支配下に置いたと思っていた飲酒欲求が悪魔の使役する魔物に姿を変え牙を剥いてくるのだと思います。
そうなった時にすぐ魔物から逃げられるよう、いつも靴の紐をしめて、準備しておく事が大切だと思います。
それはすなわち、「抗酒薬を飲んだり」「自助会(オンラインなものも含めて)に参加したり」して、肝心な足元をいつも万全にしておく事だと私は考えます。
その方法は人それぞれではありますが、絶対に気を緩めてはいけないところは、常日頃から意識して、疎かにしない。そういう心がけが必要な気がしております。
一度スリップしてしまうと、その後の苦痛や苦労がハンパないですからね…
しかし、今回の再飲酒の夢。ホント、夢でよかったです…( ;∀;)